激安かつ簡単に作った自作マジックソールが、どのような効果をもたらしたのか、メリットとデメリットを今回の記事では紹介します。
効果アリ!!
自作マジックソール製作後、ゲレンデで実際に滑ってみました。
正直滑り始めるまでは我ながら半信半疑でしたが・・・
前回の作ってみた記事で、
指と母指球の間に自家製フォースチップがあることで地面と足の密着感が増し、
ブーツの中で暴れていた指がしっかり収まったように感じました。
安定感の向上ってこういうことか・・・というのが分かってしまいました。
との印象を書いておりましたが、
実際に滑ってみるとその通り!!!
体重移動がスムーズになることによって
①先行動作から回転へのつなぎがスムーズになり、
グラトリやスピン系のトリックの回転量が増すことで
今まで360°で止まっていたグラトリが540°まで回せるようになり、
高さも出るようになりました。
②カービングの時に踏み込みが容易になり、
角付け量が増えることでキレが増し、踏み込む量のコントロールが出来るので
エッジが抜けやすい雪面でもカービングが出来るようになりました。
③よろけた際にも重心を元に戻せるので、
普段だったらバランスを崩す時でもリカバリーができ転ぶ回数が減りました。
上記3つの効果を実感できました!!
午後には自作マジックソールを抜いて滑ってみたのですが、
今までよりも明らかに体重移動がスムーズになっていることが実感できました。
自作マジックソールの欠点
確かに効果のあった自作マジックソールですが、
滑っていく中で欠点も見つかりました。
調子にのりすぎる
思ったように力が伝わり、今までできなかったような動きが出来るようになるので、楽しすぎて調子にのります。
かくいう私も、謎の万能感を感じて普段入らないような10M級のキッカーに入ってしまいました。
調子乗りながらもビビってはいたのでほとんど素抜けですが・・・
色んな意味でこの時は完全に舞い上がっています。
某youtuber達がマジックソールを入れると調子に乗ってケガをすると言っていましたが、
まさにその通りだと肌で感じました。
取付角度が変えられない
午前午後で雪の状況が変わり、滑りのスタイルを変えようと
ビンディングの角度を変えましたが、このソールの存在を忘れていました・・。
ビンディングの角度を変えると、中の自家製フォースチップの角度が
ボードのエッジと合わなくなってしまうので違和感があります。
剥がそうと思っても両面テープでつけているので手間がかかるので、
この時はそのままソールを抜いてしまいました。
自家製フォースチップの原料はまだ余っているので
自分の中でのアングルのレパートリーに合わせて、
何パターンかソールを作り置きしておいてもいいかなと思いました。
それか両面テープでマジックテープを取り付けるか・・・
この辺が自家製マジックソールのデメリットだと思います。
じゃあ普通に買おう!という方はこちらからどうぞ(笑)
まとめ
少し不便な部分もあるかもしれませんが、
効果はしっかり感じることができました!
コスパは最強なので、マジックソールの購入を悩んでいる方は
一度お試し的に作ってみてもいいと思います。
作り方はこちらの記事にて参照ください。