インフレータブルボードを買ったor買いたいけど、準備の方法や膨らませ方、片付けの方法が分からない!出来るか心配!
そんなあなたに、この記事ではインフレータブルボードのふくらませ方と片づけ方、知っておくべきコツを紹介します!
目次
Supの準備は簡単!
収納場所も取らず、持ち運びも容易で人気のインフレータブルボード。
ツアーやレンタルだと膨らんだ状態で用意してくれますが、マイボードを買っていざ準備!となると、困ってしまうこともしばしば。
事前に予習をして、いくつかのポイントを押さえていただければ簡単に準備ができますので、初めてインフレータブルボードを取り扱う方は、下記の手順を参考に予習を済ませておきましょう!
必要なもの
SUPの準備をするにあたり、必要なものを紹介します。
ボード
これが無いとsupがはじまりません。
空気を入れて膨らますインフレータブルボートです。
パドル
こちらも無いと漕げませんね。
分割した2~3つのパーツを組み立てて使うタイプの場合、パーツの一部を忘れないようにしましょう。
ポンプ+ホース
意外と家に忘れてしまいがちなのがポンプとホース。
私も忘れて現地に着いてから困り果てたことがあります。要注意です!
フィン(取り外し式の場合)
ボードの安定性を保つのに必要不可欠。
一体型の場合もありますが、取り外し式のときはこちらも忘れがち。気をつけましょう。
リーシュコード
落水時に体とボードを繋いでおくためのコードです。
安全のためにも忘れないようにしましょう。
いざ!膨らませ方
ポンプや空気を入れる人の筋力によって差はありますが、
大体10分程度あれば準備できます。
①ボードを広げる
まずはバックからボードを出して広げます。
ボードは3m前後の長さがあり意外とスペースをとるので、周りの邪魔にならないよう広い場所を選びます。
空気を入れるバルブがあるほうを手前に持ってくるようにすると用意が楽ですよ。
コンクリートやアスファルトなどの粗い面にこするとパンクにつながるような傷がつきやすくなっています。
ボードをケースから取り出す時、は慎重に優しく扱ってあげましょう。
②ポンプとボードをホースで繋ぐ
まず、ポンプの本体にホースを取り付けます。
この時に締め付けが緩んでいたり、ガタがあると空気を入れるときに漏れてしまい、余計な時間や力が必要になってしまうので気を付けましょう。
そしてボードについているバルブ(大体灰色です。)のキャップを回しながら開け、
回しながらホースを差し込みます。
ピンが上がっていることを確認してからホースを差し込みましょう。
③空気を入れる
ポンプで空気を入れていきます。
最初は楽チンですが、ボード内の気圧が高まっていくとポンプが段々固くなり、押し込むのに大きな力が必要になってきます。
最初は腕の力と上半身の前傾で空気を入れていきます。
固くなってきたらヒジを曲げず腕をピンと伸ばして、体重をかけヒザの曲げ伸ばしでポンプを押していきます。
SUPボードの推奨圧力まで空気を入れたら完了です。
インフレータブルボードでは熱でボード内の空気が膨張し、パンクしてしまうということがしばしば起きますが、空気圧を低めに入れることでパンクを防ぐことができます。
12psiの場合は11psi、15psiの場合は13psiなど、1~2psi程度低めにしておくとよいでしょう。
日差しの強いときは休憩中もボードは陸上に上げず、水上に浮かべておき熱くならないようにする対策も併せて行いましょう。
正直、女性やご高齢の方、お子さんなどには空気入れはなかなかキツイ作業になると思います。
電動で、指定の圧力まで空気を入れてくれるポンプもあるので予算に余裕があれば準備していただくのがオススメです。
もちろん、体力に自信のある方にも準備の時間を有効活用できるのでオススメですよ!
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⓸ホースを抜く
かくいう私も、これの瞬間はいまだにちょっと緊張します。
②の工程でも書きましたが、バルブのピンが下がっているとここでプシューーーっと凄い音と共に空気が漏れ出していきます。
SUPをする人は誰しも一度は味わうことになると思いますが、ピンを回して上げれば漏れは止まるので、焦らずに落ち着いてピンを回すようにしましょう。
バルブを閉め、空気入れは完了です。
⑤部品の装着
ボードを裏返しにしてフィンを取り付けます。
フィンボックスにフィンを挿入します。
ロックを差し込んで完了です。
フィンを付けたまま地面に置いて踏んだり、ぶつけたりするとフィンを折ってしまう場合もあるので、こちらは水辺に浮かべてからの取り付けでも良いです。
次に、リーシュコードを取り付けます。
端部のヒモを先に通します。
長いリーシュの場合は束ねた状態でヒモにくぐらせると楽ですね。
引っ張って取り付け完了です。
こちらも水辺に浮かべてからでも良いですが、ボードが流されるのにだけご注意ください。
以上で準備は完了です。
あとは水辺にGOするだけです!
片づけ方
フィンとリーシュコードは、取れるのであれば水上で取ってしまったほうがいいです。
砂や落ち葉などの少ない地面か、ビニールシート等を広げた地面にボードを置きます。
バルブを開け、ピンの周りにたまった水を飛ばすために中のピンを4-5回押して、シュッシュッシュッと細かく空気を抜きます。
水が飛んだらピンを押し込んで回し、空気を抜いていきます。
ある程度空気が抜けると、内圧も抜けて自動では抜けなくなりますので、
その後はバルブの反対側からボードを巻いていき、空気を押し出していきます。
空気が抜けたらバルブのフタを閉め、折りたたみます。
保管時に折り目がシワになったり劣化の原因になるので、保管スペースに問題がなければ巻いておくのがオススメです。
折りたたんだボードをバックにしまい、
フィンやリーシュコード、パドル、付属品等も忘れずに収納します。
これで片付け完了です。
まとめ
最近のインフレータブルボードは、ハードボードに引けを取らない強度が出てきており、丁寧に扱えば寿命も長くなっております。
保管や持ち運びも楽で、専用のキャリアがなくても車のトランクにいれて、車がなくても電車やバスで好きなロケーションで漕げるという便利なインフレータブルボードでSUPを始めてみてはいかがでしょうか?