【ワンコイン】500円以下で作る!自作 マジックソール の作り方【超簡単】

YouTube界隈では壺としておなじみの、 マジックソール
欲しいけど値段が高い!人気で入手できない!近くで売っていない!
そんな風にお悩みの方も多いと思います。私もその一人ですが、構造はシンプルなので自作できるのでは・・・。と思い立って作ってみました。
ワンコイン500円、15分で作れる自作マジックソールの作り方をこの記事では紹介します。

目次

    1. マジックソールとは?
    2. でも高い・・・?
    3. いざ自作!構造を考える
    4. 製作と取り付け手順
    5. 感想+滑ってみた(別記事)
    6. まとめ

       マジックソール とは?

      某スノボ系YouTuberの方々の動画で知ったという方も多いのではないでしょうか?
      マジックソール とは、断熱、防振、抗菌消臭性能に優れた高性能インソールと、
      足裏の母指球周辺をカスタマイズして重心移動を補助する2つの性能を併せ持った
      パワーシフトインソールです。

      honmono

      マジックソールとは
      ○つま先の機能をプラス

      付属のフォースチップをつま先側に装着することでつま先の力を効率よく地面に伝えるカスタマイズができます。既存のインソールの下に重ねて使うので、これまでのインソールの機能を損ねることなく、つま先の機能を追加できます。厚みは極力薄く設計しているため靴が小さく感じることもほとんどありません。

      ○しっかりとした重心移動をサポート

      マジックソールによって母指球を起点にしっかりと踏ん張ることができます。足指の力を効果的に地面に伝えられるので、日常生活での安定した姿勢づくりや競技のパフォーマンスアップの効果が期待できます。

      簡単にまとめると、
      ①快適に滑れて(断熱、防振、抗菌消臭)
      ②パフォーマンスも向上する(重心移動補助)
      インソールになります。

      スノーボードにおいては板を踏みやすくなり、キレのあるカービングや
      地面を踏めて安定感が増すことによりトリックやジャンプの安定性が向上するなど、
      調子が上がりすぎて怪我をしてしまうということで注意喚起があれるほどです。

      細かい説明はYouTubeなどで動画が出ておりますので省略しますが
      素晴らしいインソールですね。
      →ちゃんとしたマジックソールはこちら

  1. でも高い・・・?

  2. money
    良いインソールなのは納得なのですが、
    いかんせん値段が・・・という方、実は多いんじゃないでしょうか?
    私もその一人で、この分のお金があれば1日のリフト券+食事代が賄えると思うと、
    雪山のほうにに足が向いてしまいます・・・(笑)メーカーの方々には怒られてしまいそうですが、構造を見ると

    yoshiki
    これ作れんじゃね?

    と思ったら、いつの間にか出来上がってしまいました自作マジックソール

    いいモノなんだから普通に買うわっ!!という方は、
    これから下の記事は見なくて結構です(笑)

    いざ自作!構造を考える

    自作する上で、まずはマジックソールの構造を調べます。

    構成しているパーツは2つ。

    ①インソール
    magicsole-sole

  3. ②フォースチップ
    magicsolechip

    引用元:SLAB
  4. それぞれ自作する方法を考えていきます。
  5. インソール

    通常のインソールに比べて、マジックソールが秀でているのは下記。

    1.断熱性のある材質で足元からの冷えを防ぐ
    2.防振性のある材質で不快な振動を軽減すつ
    3.抗菌消臭機能でにおいや菌の発生を抑える
    4.マジックテープでフォースチップを取り付けられる
    5.フォースチップ取り受け時に角度が計測できるデザイン

    うーん。
    個人的には1~3の機能は無くてもいいかもしれません。

    そしてインソール自体はフラットでシンプルな形状ですので、
    形状については特殊な加工等はありません

    フォースチップ

    フォースチップの役割としては、

  6. ・つま先の隙間を埋め、重心の移動が伝わりやすくする
  7. 期待する性能としてはこれに尽きますね。
  8. 形状は現行の付属しているフォースチップから、
    厚み: 3or5ミリ
    長さ: ソールの幅 → 10㎝程度?
    幅:  親指側 1cm程度 小指側 5mm程度
  9. おおまかですがざっくりこんな感じでしょうかね。
    1. zumenだいぶ落書きですが(笑)
      これを元に材料を集めていきましょう。

      材料を集めよう

      近所の100均とホームセンターで材料を集めてきました。
      材料はこれだけです。

      ①100均の中敷き

      insole

    2. ¥110(税込)
    3. なんでもよかったのですが、
      サイズが合いそうなのがこれしかなかったのでこちらを購入。
      図らずも、衝撃吸収と抗菌効果は持っているとのこと(笑)
      しいて言うなら厚すぎないものがいいでしょうか。

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      感想(3件)

      ②家に転がっていた両面テープ

      tape

    4. ¥0
    5. いつかの使い残しです。
      こちらは厚みのあるタイプの両面テープですが、
      密着性を考えるとなるべく薄い紙タイプで接着力が強力なものがいいと思います。
      剥がせるタイプだと失敗しても安心ですね。
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      感想(0件)

      ゴムスポンジ

      rubberspo

      \250(税込)
      5ミリ厚 10cm×20cm

    7. こちらが自家製フォースチップの材料になります。
      ホームセンターで売っていたゴムスポンジです。
      スポンジと言ってもゴムを発泡させたスポンジなので、
      キッチンで使うようなスカスカした感触ではなく、ゴムとスポンジの中間のもっちりとした感触です。
      へたりも考えて、厚みは5ミリを選びました。
    8. 私が行ったホースセンターにはこのサイズしかありませんでしたが、10cm×10cmあれば十分です。
      標準品なので硬度はおそらく25°前後と思われます。
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    感想(0件)

    1. 全て合わせても
    2. 合計 360円(税込)です。遠足のおやつ分の金額で済みましたね(笑)必要な工具はこちらになります。
    3. ・カッターナイフ+マット
      ・チャコペン(なければマジックペン)
      ・分度器
      ・定規
    4. 大体おうちにあるもので十分じゃないでしょうか。
    5. 製作と取り付け手順

      それでは製作していった手順を紹介していきます。

      製作手順-インソール編

      ①ラインを引く
      line

      買ってきた中敷きを取り出し、角度のガイドになる縦線を書いていきます。
      人差し指と中指の間辺りから、かかとの中央に向かって定規でまっすぐ線を引きます。

      黒いインソールを買った場合、ペンだと見にくいのでチャコペン等があると便利だと思います。

      かなり見ずらいですが、私は緑色のマッキーでラインを引きました。
      マッキーの上に黄色で線を引いてみたのがこちらです。

      line2

      ②ブーツのインソールに合わせてカットする
      narabi

      普段つかっているブーツからインソールを取り出します。

      インソールを合わせて中敷き側にマジックで型の線を引き、そこに合わせカットします。
      今回購入した中敷きはインソールとピッタリ同じサイズだったので、このまま使用してしまいました。

      これで中敷きの準備は完了です。

      kasane

    6. 製作手順-フォースチップ編

      ①スポンジを切る
      cut

      ゴムスポンジを、このような形に切っていきます。

      スポンジがボソボソになって切りにくいので、
      カッターは新品の刃を使ったほうがオススメです。

      定規に沿って力を入れすぎず、数回に分けて切ります。

      左右分で2本作ります。

      ②切ったスポンジに両面テープを貼る
      ryoumen

      スポンジに両面テープを貼りつけ、
      余った部分はカッターで切り取ります。

      ryoumennkann

      以上で製作は完了です。

      取付手順

      取り付けはこちらの動画を参考にさせていただきました。

      ①フォースチップの位置決め
      ichi

      中敷きの上にブーツのインソールを置き、
      指と母指球の間に自家製フォースチップを差し込みます。

      チップをずらさないようにブーツのインソールをそっと取り、
      角度を決めるためチップの手前に分度器を置きます。

      bunndoki

      私のスタンスはレギュラーの 15,-9 なので、
      写真の右足は-9に合わせた81°に引いたラインを合わせています。
      両面テープを剥がして合わせた角度通りにチップを貼り付けます。

      ②ブーツのインナーにインソールを入れる

      ireru

    7. 中敷きの上にソールを重ね、
      そっとブーツのインナーの中にインソールを入れていきます。

      インナーの中に入れ込むときにチップが引っかかると剝がれてしまう危険があるので慎重に入れましょう。

      ずれていないことを確認したら、ブーツを履いてみましょう。

      違和感があったり、履いていて痛くなるようであれば位置を調整しましょう。

      私は履いた時に少し痛みを感じたので、
      ハサミで1mm程度表面を削りながら切ってざっくり4mmに調整しました。

      違和感がなくなればこれで完了です。

      感想+滑ってみた(別記事)

      sumsup

    8. ブーツだけを履いてみた感覚としては、
      指と母指球の間に自家製フォースチップがあることで地面と足の密着感が増し、
      ブーツの中で暴れていた指がしっかり収まったように感じました。安定感の向上ってこういうことか・・・というのが分かってしまいました。

      この金額でこのパフォーマンスは正直驚き!!??

    9. 実際に滑ってみた感想は、別の記事で書かせていただきます。
      こちらの記事にてご参照ください。

      まとめ

      機能としては最低限ですが、500円で出来ました!

    10. 少しの負担でお試しとして使える自作マジックソール。
      気になっていたけど手を出せなかった方もこれを機に一度試してみてはいかがでしょうか?

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