SUPを運ぶためにキャリアが欲しいんだけど、
歩きの時、車や自転車の時のキャリアはどういう物があるの？
積み方はどうすればいい？
この記事はそんな疑問を解説していきます。
SUP用キャリアとは？
SUPを運ぶための道具で、肩にかけるベルトや、
車や自転車に取り付ける対応のキャリアなど様々なものがあります。
インフレータブルボードは畳んで運べるのであまり問題になりませんが、
ハードボードなどは3M以上の長尺を運ぶことになるのでキャリアの用意はマストになります。
自分のボードや用途に合わせてセッティングを検討しましょう。
持ち歩き用のキャリア
ベルトタイプ
肩から掛けるタイプの、スリングベルトで固定するキャリアです。
駐車場からエントリーするポイントが離れている時などに便利で、
手で持つだけだと距離のあるポイントに向かう場合は腕がパンパンで
休憩を挟まないと・・・ということもありますが、
キャリアを使用すれば腕の力をあまり使わず運べるので、
多少の距離があっても楽チンです。
パドルも一緒に掛けられるタイプもありますので、
他の荷物があっても手が空くのでこちらもオススメです。
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カートタイプ
台車のようにゴロゴロと転がすタイプです。
タイヤのついた台をテール側に取り付けて、ノーズ側を手で持って運ぶ形になります。
タイヤが引っかかるような山道では取り回しずらいので、
距離はあるけど足元が舗装されているような場所で活躍します。
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車用のキャリア
車でSUPボードを運搬するときのキャリアは
基本的にはルーフに乗せる形になりますが、
ハードタイプとソフトタイプの2種類がありますので
それぞれ紹介していきます。
ハードキャリア
車のルーフバーに接続し、SUPを載せるキャリアを取り付けるタイプです。
金具での固定になるため、高速域での走行をされる場合も安心です。
Thule から販売されている SUP Taxi（サップタクシー）は、
SUP向けに設計された専用のキャリアで、横幅は可変式（伸縮式）で、
幅70cmから86cmのSUPに対応。最大2枚まで積載可能です。
スチールで補強された丈夫なストラップをキャリア本体に内蔵しており、
固定も楽々、柔軟かつ耐久性に優れたパッドが積載、固定、運搬時にボードを優しく保護してくれるので傷もなく安心。
計4個のキーロックが付属しているので、車から離れる際の盗難も防いでくれます。
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長く使うのであれば、このようなハードタイプが強度もあって安心です。
値段が張るのでもう少し安いものを・・・という方は、ソフトタイプもございます。
ソフトキャリア
簡易的にSUPボードを車のルーフに載せて運ぶ為の便利グッズです。
ルーフラックが無い車両でも室内にベルトを通してルーフに取り付けができます。
さらにルーフラックに対しても取り付ける事ができるので、ほとんどの車に取り付け可能です。
サーフボードとルーフの間には厚みのあるパッドがあるので、
大事な車とサーフボードを傷から守ることができます。
高速に乗っても大丈夫だったという声も多数あるので心配ありませんが、
100キロ以下程度に抑え、休憩の際には取り付け状況の確認をおすすめします。
ベルトで固定するタイプなので、劣化が進むと突然の破断が発生して、
ボードが転落なんてもことも考えられるので、出発前の点検はしっかりと！
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取り付け方のポイント
テールを進行方向側にしておきましょう。
最悪ストラップが緩んでボードがズレたとしても、フィンが引っかかるのですぐには飛ばないようになります。
また、ネジ類は付属品では振動や風圧で緩んでくることあります。
使用前の確認や、ゆるみ止めを塗るなど対策をしましょう。
インフレータブルボードの場合
基本的には車内積みがオススメですが、
キャリアにインフレータブルボードを積むときは
直射日光が当たるので空気圧は少し低めにしておきましょう。
炎天下の時は熱膨張で内圧が上がりますので、特に注意しましょう。
標高差による気圧変化もあるので、高所に行く際も要注意です。
できればチョットしたポイント移動程度に抑えておくことをオススメします。
自転車、バイク用のキャリア
サイドキャリア
よく湘南エリアなどのローカルサーファーで見かける、
自転車の横にキャリアを設置してボードを載せるタイプのものになります。
しかしながら、前後30㎝を超えると違反となってしまいますので
基本10ftを超えるようなSUPボードには少し難しいかも・・。
おそらく注意程度で済むとは思いますが、
もし使う場合も近所での使用に留めた方が良さそうです。
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取り付け方については、
フィンを外側に向けると人と接触した際にけがをさせてしまう可能性があるので、
フィンは内側に来るようにボードを設置しましょう。
ドーリー
自転車やバイクの後ろ側に取り付けるリヤカーのようなもので、
けん引時は赤旗をボードにつければ、長いボードでも運べる便利グッズです。
内輪差が大きくなるので曲がり角では気を付けるようにしましょう。
バイクにつける場合、125cc以上の場合は牽引車扱いとなり、
ドーリーにもナンバーの取得が必要になってしまいます。
125cc未満だと制約はないですが速度制限が25kmまでになります。
こちらは原付で近所へのアクセスに限った使用になってきそうですね。
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まとめ
持ち運びや車、自転車での運搬の際に活躍するキャリア！
一度使ってしまうとなぜ今まで持っていなかったんだ…と後悔してしまうほど便利です。
ポイントまでのアクセススタイルに合わせてぜひ用意してみましょう。
